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Q1 不動産を売りたいんだけど、どんな方法で売ればいいの?
A1 不動産を売るには、大きく分けて3つの方法があります。

【方法①】 自分で買主を見つけてお金のやり取りをし、売る方法。

【方法②】 不動産屋さんと「媒介契約」を結び、買主を見つけてもらって、売買契約やその他の手続きも全てお願いして売っていく方法。

【方法③】 不動産屋さんに買い取ってしまってもらう方法。

それぞれ、メリットやデメリットがあります。不動産を売却する目的やかかる費用、メリットやデメリットをよく考えておきましょう。

Q2 「媒介契約」ってなんですか?
A2 【方法②】のときに、不動産屋さんと結ぶ契約です。一言でいえば、

あなたが不動産屋さんに対して「任せたよ」という意思を、不動産屋さんからあなたに「わかりましたよ」という意思表示をするということ。
その契約の方式にも3種類あります。
①一般媒介契約
②専任媒介契約
③専属専任媒介契約

どれも、不動産屋さんに売却を依頼するという事実には変わりありませんし、基本的に売却できたときにかかってくる費用等も変わりません。
ここにも、それぞれのメリットやデメリットなど、選ぶポイントがありますので、詳細はお問い合わせください。

Q3 不動産を売る時にどんな費用がどのくらいかかりますか?
A3 不動産を売却する際に必要な費用は大体の場合は下のようになります。

(担保権やその他の権利がない場合)
①印紙代
②仲介手数料
①は売買契約書に貼付する収入印紙代、②は担当してくれた不動産屋さんに報酬として支払うものです。
それぞれ、物件の売買代金によって変わってまいりますので、詳細はお問い合わせください。
また、不動産の状況によってはその他の必要経費がかかってくる場合がありますので、売却に際してよく、担当の不動産屋さんと打合せを行ってください。

Q4 不動産を売ったときの税金はどうなるの・・・?
A4 法人・不動産業者でない個人の方が不動産を売却して利益が発生した際には・・・

不動産の売買のあった日が属する年度の確定申告で譲渡所得税が課されます。
もちろん、「利益が発生しなければ」税金はかかりません。
税金の額に関しては、その不動産を所有した年数、その所有目的、取得した時の必要費用等の要素によってかなり異なってきます。
そのため、詳細は税務署や税理士さんにご相談いただくことが必要です。



Q5 家を買いたいんだけど、どんな風に物件を探せばいいの?
A5 まずは、近場の不動産屋さんに足を運ばれて相談をしてみることをお勧めします。

そこで、あなたに合った家探しのポイントを聞いてみてください。
また、その際に下のようなポイントをご家族で話し合ってから行かれた方が有意義な時間を過ごせるでしょう。
・新築がいいのか、中古住宅でもOKなのか
・希望する地域
・お部屋数はどのくらいほしいのか
・駐車場は何台分必要なのか
・ご予算はどのくらいか
・その他こだわりの条件

などです。
あまりに厳しく条件を設定してしまうとその分、なかなか見つからない、という事態になってしまうことが多いので、 最初はふんわりとしたイメージで掴んでおくとよいのではないでしょうか。

Q6 不動産を買う時にはどんな費用がかかるの?
A6 不動産を買う時には、チラシに大きく書いてある物件価格の他に、 「諸費用」と言われるいろいろな費用がかかってきます。

下に、代表的なものを中古住宅購入の場合を例として挙げてみましょう。
①仲介手数料
②所有権移転登記費用
③固定資産税精算金
④不動産取得税
⑤住宅ローン関係費用
大まかに分けてこんなところでしょうか。
それぞれの金額は物件の「売買金額」や「評価額」、「借入額」によって変わってきます。

Q7 どれくらいその「諸経費」を用意すればいいの?
A7 そうですね、一概にはなんとも言えませんが、大体、物件の価格の1~3割くらいであることが多いようです。

昔から、【家を買う(建てる)ときは自己資金が3割必要】なんていうことが多いのも、このあたりの事情もひとつあるでしょうね。

Q8 ほしい物件が見つかってから、自分のものになるまでどのくらいの時間がかかるの?
A8 欲しい物件が決まった後の段取りを簡単に紹介しますね。

① 購入申込書を提出する
② 住宅ローンの仮審査を申請する
③ ②がOKなら、売買契約を締結する
④ 住宅ローンの本申込を行う
⑤ ④のOKがでたら、所有権移転決済(売買代金の支払・鍵の受取)を行う
⑥ 登記識別情報(昔でいう「権利書」)が作成される

上記で完了となります。
お引越しは⑤が完了した段階でOK♪です。
期間的には超特急かつ何も問題がなければ1ヶ月程度ですが、だいたい1ヶ月半から2ヶ月ほどは見ておいたほうが良いでしょう。
もちろん、住宅ローンを利用しない方の場合や、物件の状況によっては前後がありますので、その辺りも担当の不動産屋さんとよく話をしておきましょう。